韓国現代詩選 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
現代韓国の詩は、多彩な詩人たちが現実に根ざしつつ生み出す大胆で豊かな発想に満ちていて魅力的だ。茨木のり子が見事な日本語に翻訳した12人の精鋭たちの62篇は、その詩的世界の多様さと面白さを充分に堪能させてくれる読売文学賞受賞。
中編小説 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
隣国の人々の日常が「既視感」のパノラマとなって明滅する、珠玉の作品群。
ヴィースとラーミーン―ペルシアの恋の物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
魅惑の美女ヴィースが一途な愛を傾けるのは、夫モウバド王の弟ラーミーン。『トリスタンとイズー』に比される狂おしい禁断の恋の行く手には、幾多の障碍が立ちはだかる。
幼い未亡人 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
九歳で未亡人になったパニヤマの白いサリーでの一世紀にわたる生涯。今につづく、インド幼児婚の悲劇。
内容(「MARC」データベースより)
幼児婚はインドの人口問題にも影響している。早く結婚し、たくさん子供を生むからである…。9歳で未亡人になったパニヤマの白いサリーでの一世紀にわたる生涯。今に続く、インド幼児婚の悲劇を描く。*
その名はカーン (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
理想に燃えて辺鄙な無医村に赴任した青年医師カーンを待ち受けていたものは?腐敗した地方役人との確執、愛する妻の離反、そして…。SEATO文学賞を受賞、タイで映画化され評判を呼んだ作品。
台湾抗日小説選 (-)
内容(「BOOK」データベースより)
本書に収録した作品は、日本統治下に白話文で書かれたもの、新聞、雑誌に公表されたもの、抗日意識を基調とするもの、である。作家は殆ど全員が当時の啓蒙運動、社会運動に深く関わっていた人たちで、作品は1920年代から30年代の日本統治時期の台湾社会の一面が、どのようなものであったかを語っている。作品はおしなべて写実的手法で書かれている。筋の設定も作者の見聞に基づくものが多く、作者自身の体験をふまえた私小説的なものもある。
東より日出ずるが如く〈中〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
第2次世界大戦前夜のビルマ、高まる独立闘争のうねりの中、悩み、模索しながら、やがて抗日闘争に決起する青年の恋と青春の軌跡を壮大なスケールで描いた長編。(全3巻)
第三世界の文学への招待―アフリカ・アラブ・アジアの文学・文化 (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
第三世界の文学は、消費文化のなかに漂うわれわれに、古来芸術がたえず暗黙のうちにも主題として示してきたもの、人類の人類自身による歴史の根源的な奪回という主題を現代という歴史の相をつうじてさし示している。
マハーバーラタ〈第3巻〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
遂に大戦争の火ぶたが切られた壮絶を極める戦いの中で語られる珠玉の聖典「バガヴァッド・ギーター」。世界に誇るインド神話の精髄いよいよ佳境へ。
朝鮮の詩ごころ―「時調(シジョ)」の世界 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「時調」は朝鮮個有の定型詩。高麗王朝末期の12、3世紀に生まれ、今日まで八百年の歳月を受けつがれてきた。本書で著者は、詩の背後に秘められた数奇な人物群像を語りつつ、民族のアイデンティティを明確に描き出す。民族の詩歌を知ることが、とりもなおさずその国民性を知り魂を理解する捷路であるなら、本書は、近くて遠い隣国の人々の価値観・人生観を理解するうえでの最適の書である。
著者紹介
【尹学準】
1932年朝鮮・慶尚北道生まれ。1953年渡日。1958年法政大学文学部卒。都立大学、法政大学講師を経て、現在早稲田大学語学教育研究所講師。著書に『オンドル夜話』(中公新書)など。
【田中明】
1926年愛知県生まれ。1952年東京大学文学部卒。朝日新聞記者を経て、現在、拓殖大学教授。著書に『韓国の「民族」と「反日」』など。